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シアトル旅行記4 スターバックスほか雑感。 [シアトル旅行2010(野球とブルース・リー)]

長ったらしい日記の連投、まことにすいません。
記憶が古くならないうちに、綴り切ってしまおうと思い、
今回で最後なので、今しばらく、お付き合いください。

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シアトルの繁華街にある、パイクプレイス・マーケット。
手前のおっさんが、手にカップを持って歩いているが、
このようにアメリカの人はとにかく、よくコーヒーを飲む(人が多い)。

歩けばカフェに当たるというほどに、街の至るところにカフェがあって、
そこで買ったコーヒーを飲みながら持ち歩く習慣が、
アメリカ全土にある。それは「シアトルスタイル」といわれるように、
シアトルが発祥らしい。

ちょっと古いが、映画の「ユー・ガット・メール」とか
「アイ・アム・サム」を観たことのある人なら、
アメリカに行ったことがなくても、なんとなく、
そういう光景を思い浮かべられるかもしれない。

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そして、この習慣を流行らせたのが、有名な「スターバックス」であり、
総本山ともいえる第1号店が、このパイクプレイスの片隅にある。
わざわざ片隅と書いたが、本当に小さな店で、
うっかりすると見落としそうなぐらいに街の中に溶け込んでいるのだ。

スタバといえば緑の丸いマークでおなじみだが、
このシアトルの1号店だけ、写真に見える1987年の創業当時の茶色いマークが使われている。
マーメイドが乳をさらけだしたような、ちょっと艶かしい感じ(笑)。

店内は1号店にふさわしく、木のぬくもりが特徴的な大人びた雰囲気。
だが、座って飲む場所はなく、周りに幅の狭いカウンターがあるだけ。
飲み物のほかには、チョコやクッキーなどスナック程度のものしかない。

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明らかに落ち着いて飲むというより、軽く1杯飲んで出るか、
テイクアウトして飲み歩くための店である。
入れ替わり立ち替わり、次々と客が入っては出ていく。
しかし妙に居心地が良く、1杯飲みきるまでそうした様子を眺めていた。

ちなみに、コーヒーはトールサイズで
1杯1.50ドル(約150円)と、日本よりだいぶ安い。
サイズで考えれば半額以下だ。

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茶色いタンブラーは、シアトルでもこの本店のみのオリジナルで限定販売。
せっかく来たので、やはりこれは買わねばなるまい。

ちなみに徒歩3~4分の所には1号店の支店のような、
同じ茶色い看板を出している、ちょっと広めの店があった。
その店にはテーブル席があったが、タンブラーは売っていなかった。

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支店の軒先では、犬を連れた人がコーヒーを満喫中。
人懐こい犬で、名前を聞いたら「マギー」と教えてくれた。

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港町だけあって、シアトルは魚介類がうまい。
マーケットには投げ売りの名物魚屋がある。客に魚を放り投げて渡すのだ。
自分も買ってみたかったが、さすがに生魚は買うわけには…。

そういえばスタバでも、レジの店員が空のカップを、
コーヒーを淹れる係に投げていた。
シアトル人は物を投げるのが好きなようだ(笑)。

マーケットの一角に、日本料理屋も発見。
もちろん入りはしなかったが、メニュー模型を覗いてみた。

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左が…なになに…TONKATSU? 右が……UNAJU?
UNAJUはまだいいとして、TONKATSUはどうみてもステーキ。
たぶん、丁度いい模型が無かったのだろうが、何かが違う…(笑)。

おっと、結局食べ物の話ばかりになってしまったが、
まぁそのついでに…

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名残惜しさに、帰りの空港内の「ビッグ・フット」という店で食べた
モンスターバーガー(9ドル)は、旨かった。
大変分厚いのだが、豪快にかぶりついて食べる。

やはりというか、機内食は不味かった。
写真は、行きの飛行機の到着直前に出た朝食。

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もちろん分かってはいるし、、食えなくはないのだが
あまり積極的に食したくは思わない代物といえる。

8時間のフライト間に、飲み物が2~3回、機内食が2回来るので、
本当にのんびり寝る暇はない。もっとゆっくり寝かして欲しいのだが。
ちなみにユナイテッド航空。

でもまあ、機内はアルコールをタダで飲めるのがいい。
ビールやワインをたらふく貰い、退屈なフライトの時間を埋めた。

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ツマミは「ミニプレッツェル」。
このプレーンタイプは甘くなくて、適度に塩気があり、酒のつまみに最適。
2年前からすっかり好物となり、やみつきに。今回の旅でも沢山買ってきた。
すぐに食べつくしてしまい、もっと買ってくれば良かったと思っているほどだ(笑)。

プレッツェル・・・食いたし。

シアトル旅行記3 ブルース・リーゆかりの地巡り [シアトル旅行2010(野球とブルース・リー)]

私がシアトルを訪れる、もうひとつの目的。
それは、かの地にあるブルース・リーの墓参りである。

ブルース・リーはご存知の通り香港のアクションスターだが、
有名になる前は、アメリカで学問を学びながら、
道場を開き、多くの人種にカンフーを教える武道家として活動していた。

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中でもシアトルは、18歳から22歳までの約4年間(1959~1963年頃)を過ごしたといわれ、
アメリカ人のリンダ夫人と出会った、彼にとっての思い出の場所でもある。
写真に映る、スペース・ニードルでデートしたこともあるという。

今回は、そんな場所のいくつかを訪れる機会があったので、
ごく簡単に紹介しておこう。

シアトル2日目の17日の昼頃、2年前に知り合った現地の友人ロンさん、
ちえみさん夫妻がホテルまで迎えに来てくれる。

恥ずかしながら、この夫妻のご案内なくして、
「ゆかりの地めぐり」はできない(笑)。
お世話になりっぱなしな一日だった。

まずはそのまま、ブルース・リーの墓がある、
レイクビュー墓地(セメタリー)へ。

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2年ぶりに、墓前で手を合わす。
当時、ブルースはよくここで瞑想したといわれ、
そのためにリンダ夫人が埋葬地に選んだという。

墓地だから当たり前なのだが、本当に静かな場所。
ブルースの魂が息づいているようだ。
隣にあるのは、息子ブランドン・リーの墓。彼も28歳という若さで事故死している。

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隠れた名所として知られているとおり、お参りに来る人が後をたたない。
雨が降っていたのと、他に行く場所もあるため、早々に引き揚げる。

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次に向かったのは、シアトル市街から北方にある湖のボート乗り場。
この桟橋に、ブルースが座って瞑想している写真が残っているように、
景色を観たり、瞑想をしに訪れたようだ。

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そして、ここがボウリング場。
ブルースは、カンフーの練習が終わると、
弟子のターキー木村氏やジェシー・グローバー氏らとともに、
よく、ここに遊びにきたという。

ボウリングはやらず、飲食スペースで茶(ジュース)を
飲んで談笑するだけだったそうな。
車でしか来られないような場所だと思うが、小さいバーみたいな店も併設されていた。

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ここは昔から造りもあまり変わっていないようで
当時の雰囲気が色濃く残る場所のようだ。

ロンさんがトイレに駆け込んだので、私も後に続く。
用を足しながら「ブルースも、ここで用を足したんだろうなあ」とふと考えた。
ちえみんさんにも言われたが、これは何気に貴重な体験かもしれない(笑)。

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ロンさんが中学時代に住んでいた旧家(左)。
その隣が、ブルースの弟子のひとり、
ジェシー・グローバー氏の旧宅(無論、今は違う人が住んでいる)で
彼を訪ねてきた若き日のブルースと、ロンさんはまさにこの場所で、話をしたらしい。

もちろん、当時は有名になる前のことだから、彼がブルースだったと
知るのは、もっとずっと後になってからのこと。
生身のブルースと接したというだけでも凄い。

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ここはただの空き地で、子どもたちが野球をして遊んでいる場所に見えるが、
当時、クンフーの練習場として使われていた場所。

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このような写真が残っている。

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続いて、少々気が重くなってしまったのだが、昔の葬儀場へ。
1973年に逝去したブルースは、香港での盛大な葬儀の後、ここに運ばれ、
再度の葬儀が営まれた後、前述の墓地に埋葬された。

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ガレージ付近は昔からあまり変わっていないようだが、
現在は、「チャペル」というレストランになっている。
昔、ここが葬儀場だったことを知る人も少なくなっているだろう。

最後に訪れたのが、チャイナタウン。

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シアトルにやってきたブルースは、
近くにある職業訓練校エジソン・テクニカル・スクール
(現・シアトル・セントラル・コミュニティ・カレッジ)に通学。
その間、父の知人・ルビー・チョウ女史のレストランで働いて生計を立てていた。

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そのレストランの跡地がここである。
今は、MINAR JAMESという病院だか医療学校だかの駐車場になっており、面影はない。

ブルースが経営していた道場は、シアトル時代は3度ばかり場所を変えているが、
最初の道場と2番目の道場が、このチャイナタウンにあった。

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2番目の道場が、この店の地下にあり、右に映っている扉が入口。
最初の道場は、すぐ近くにある「HOHOレストラン」(同じ名前の店が現存)の中にあったという。
これは、ちえみんさんがブルースの直弟子であるターキー木村氏(シアトル在住)に
直接聞いた情報なので、信頼性が高いと思われる。

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道場とは関係なしに、ブルースがよく食べに訪れたというレストラン。
当時とは店の名前も内装も変わっているが、
かなり古い建物なので、おそらくビルはそのままだと思う。

実はこの写真、2年前に撮ったもので、今回とほぼ同じ角度で撮っている。
前回は、何の情報もないまま来たので、無意識に撮ったのだが…。
何か、ピンとくるものがあったのかもしれない(笑)。

父が世界を巡業して活躍する舞台俳優だったこともあり、
ブルースは、チャイナタウンではかなり顔が利いたらしい。

そのため、レストランでは厨房まで自分でオーダーしに行き、
メニューにない料理を自分好みに作らせて食べていたという。
なんともワガママで、ちょっとお茶目な、いかにもブルース・リーらしいエピソードといえる。

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だいぶ時間も経ち、腹の虫も泣き出してきたところで昼食。
ここは特にブルースとは関係ないが、ちえみんさんお勧めの「得利点心」。

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春巻き、ちまき、えび餃子、シュウマイ、焼きそばを注文。
日本の中華街の店と味は遜色なく、しかもリーズナブルなので本当にお勧め。
こぢんまりした店なので、飯時はかなり混雑するようだが、
地元客にも人気で、テイクアウトでも利用されている様子。
次回来たとき時間があったら、ビールでも注文してチビチビとやってみたい。

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最後に、近くにある宇和島屋へ。
ここは日本食マーケットで、現地の日本人御用達の店。
日本のスーパーで買えるものは、たいがい手に入る。
中にはフードコートがあり、中華や日本食が食べられる。

ジェシー・グローバー氏がよく食べに来るらしく、この日も来ていた(笑)。
ロンさんが話をしたそうだったが、食事中ということもあり、
今回は遠くからそっと様子を見るに留めておいた。

その後、シアトルの絶景スポットにも連れて行っていただき、
話はまだまだ尽きそうになかったが、
ここでナイターの時間になってしまったため、解散。
夫妻にはまたの再会を約し、我々は球場へと向かったのであった。
(というか、ちゃっかり球場まで送っていただいてしまう)

2年前は、墓参りとチャイナタウンを当てもなく散策したに過ぎなかったが、
今回は、現地の友人のおかげで、こんなにも色々見て回ることができた。
ブルース・リーの面影は、間違いなくシアトルに息づいていると実感した。

シアトル旅行記2 球場メシ編 [シアトル旅行2010(野球とブルース・リー)]

昨日に引き続き、シアトルマリナーズの本拠地、
セーフコ・フィールドでの模様を書きたいと思うが、今回は「食べ物」をピックアップ。

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アメリカという国では、「屋外で酒を飲む」ということは、
社会通念上、どうやら認められていないようで、
日本のお花見などのように、外でドンチャン騒ぎというのは、
考えられないことらしい。

しかし、彼らも潜在的には、そういった願望は強いようで、
それが大っぴらにできる数少ない場所のひとつが、「野球場」なのである。
少し値段は張るものの、この開放感の中での飲み食いの味は格別で、
何ものにも代えがたい魅力がある。それは万国共通の思いなのだろう。

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売店で買ったばかりの生ビールで、
待ちきれないかのように乾杯してあおるアメリカンたち。
右の人はなぜか、ゲームに関係ないボストンのジャージを着ているが…(笑)。

上に載せた生ビールは売店で買うことができるが、
スタンドで売り子が売り歩いているのが、
プラスチック・ボトル入りのビール。
保安上の問題からか、売り子は全員男性である。

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日本では、缶ビールを紙カップに移し変えてくれるが、
アメリカの球場では、これをラッパ飲みする。

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1本7~8ドルだから、まあ日本よりやや割高に思うが、
写真の姉ちゃんのように、ゴクゴク飲るのは実に気持ちがいい。

アルコールはビールのほか、
ワインやカクテル、日本酒までと充実している。

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そして、食べ物。
現地の人は老いも若きも、男も女もよく食べる。
写真のように、お子様も大きめのピザなどを、ガブリと召し上がる。

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野球観戦で、もっとも定番といえるホットドッグ。
日本でも売られているぐらいのサイズが一番小さくて、3~4ドル。
中ぐらいのが6ドル前後、小の2倍ぐらいのサイズになると9ドルぐらいする。

現地のソーセージは、ボイルではなく
グリルしたものが一般的で、焼きたてがうまい。
パンがパサつきすぎているのが、日本人の味覚からすると玉にキズか。

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それから、ビールのつまみに最適なのが、このガーリック・フライ。
フライドポテトにニンニクがまぶしてあって、
匂いは多少気になるものの、やみつきになる。
豪快に盛られたものが一皿6ドル。

ちなみに、一緒に映っている袋に入った菓子が、
有名な「私を野球場に連れていって」の歌詞に出てくるクラッカー・ジャック。
キャラメル味のポップコーンみたいなもので、割とおいしい。

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お子様には、コットンキャンディー(綿あめ)や、レモネードが人気。

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球場食ということで、ジャンキーなものばかりと思いきや、
クラム・チャウダーという洒落たものまであった。(8ドルぐらい)
酸味のあるパンを容器として使った本格的なもので、これが実に旨い。
2年前、サンフランシスコの球場(AT&Tパーク)でも食したが、
味はどちらも大差なく、甲乙つけがたい。

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そして、今回も思わず買ってしまった「イチロール」。9ドルは高いが、まあ、縁起ものだと思えば。
2年前に、熱燗と一緒に食べたのが印象深くて、また注文してしまった。
手巻き寿司というより、いわゆるカリフォルニアロールで、
ネギトロやキュウリにキムチ系の唐辛子が混ぜてある。

前回は気温一ケタと寒かったので熱燗が欲しくなったのだが、
今回は20度近くあったので、熱燗は飲まなかった。

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イチロールを売る店は、内外野に一ヶ所ずつあるのだが、
そこでは寿司類のほか、YAKISOBAとかBENTOというメニューも売られていた。
そのほか、ポッキーなど日本のお菓子なども・・・。

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球場外のカフェで食べたベーグルサンド。
ベーグルがトーストされて、程よい歯ざわりに満足。

日本の球場だと、なかなか味わえないものも多くて、
売店を物色し、食文化の違いを体感するだけでも面白い。


・・・だがひとつ、気になるし、書かずにいられぬことがある。
現地の観客が、イスの下に色々なものを食い散らかして
そのままにして帰ってしまうことだ。
これは、大人も子どもも区別なく、やっているように見える。

試合後は、ピーナツやヒマワリの種の皮、紙ゴミなどが散乱。
ゴミ箱に自発的に捨てている人の姿は、ほとんど見ない。
客席だけではなく、選手が引き上げたあとのベンチを見ても同様。

それから、これは選手にも多いのだが、
地面に頻繁にツバを吐く人が多いのも、どうかと思う。
日本の球場の清潔さに比べ、その光景が実に汚らしいと感じてしまうのだ。
もちろん、日本人にも食い散らかす人は多いが、絶対数が違うように思える。

試合前の国家吹奏では手を胸に当てて起立、
敵チームの選手であっても、立派な記録を残したりすれば
スタンディング・オベーションで称える。
手厳しいブーイングもするが、ユーモアを感じる。

観客個々も暗黙の協定を理解し、紳士的な振る舞いを心がけているし、
メジャーのファンは、野球を観るスタンスにおいて
非常にすばらしいと思うだけに、この点だけが残念だ。
(全員をひとくくりに考えているわけではなく、あくまで印象論だが)

まあ、我々日本人が神経質すぎるといえばそうかもしれないし、
文化や美意識の違い…といってしまえばそれまでなのだが。
その点は日本の球場、というより日本人のほうが好ましい所だと思う。

シアトル旅行記1 セーフコ・フィールド編 [シアトル旅行2010(野球とブルース・リー)]

先日、米国シアトルに行ってきた。

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シアトルといえば、私にとって大きな目的が2つある。
1.セーフコ・フィールドでメジャーリーグ(マリナーズ)の試合を観る
2.ブルース・リーの墓参り

逆にいえば、その他にはない(笑)。
国内やヨーロッパ旅行では史跡めぐりがメインだが、
アメリカとなれば、とにかく野球観戦になるのである。

2年前の4月に行ったときも6日間(シアトル・サンフランシスコ・ボルティモア)で6試合、
今回はシアトルだけだが3日間で3試合、びっちりと観戦してきた。

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今回お会いした、シアトルにお住まいの友人に予定を伝えたら、
「凄いやきゅうぎゅうぎゅうづめ!」と呆れられたが、
もう、好きなので仕方がないのです(笑)。

ただ、そう考えるとシアトルは私にとって実に魅力的な地といえる。
まずはセーフコ・フィールドでの3日間を総括してみたい。
ブルース・リーの方は、また次回に記します。

成田を出発して約8時間、
シアトル・タコマ国際空港(シータック空港)に到着。

成田を出たのが16日夕方の4時半で、
到着したのが同じ16日の朝9時。
シアトルのほうが、日本よりも約17時間遅れているので、
日付変更線をまたぎ、同じ日をやり直す格好になる。

日本時間のままだと、つまり真夜中から
行動を開始することになるわけで、しっかり寝ておかないと当然、眠くなる。
だが、飛行機内ではなかなか眠れないのだなあ。

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さて、殺風景な空港を抜け、バスでシアトル市街地へ。
高速道路から、セーフコ・フィールドが見えてくる。感動の瞬間だ。

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今回のねぐらは、5th Ave & Blanchard通りにあるラマダホテル。
http://appleworld.com/hotelinfo/bsrch/bsrchStep4.do?boxno=03025891
格安の料金の割に部屋も広く、館内も汚くはなく普通に快適に過ごせた。

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フロントの黒人はあまり愛想がなかったが、別に問題なし。
午前中からチェックインさせてくれ、すぐに荷物を置いて出かけることができた。

近くのホテル前に居たタクシーで、早速セーフコ・フィールドへ。
12:30から始まる、スタジアムツアーに参加するため。
今回、何度かタクシーを使ったが、タクシーで球場まで
片道6~7ドル+チップ1ドルぐらい。
同程度の距離で考えると、日本のタクシーよりは多少安めか。

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セーフコに到着。角度によっては、球場には見えない洒落た外観。
1塁側にあるマリナーズ・ストアで、店員に聞き、ツアーのチケットを買う。1人9ドル。
時間まで、球場に併設されたカフェで一休みして、いざ出陣。

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球場ツアーは、デーゲームの日以外は、基本的に毎日開催されており、
フィールドやベンチをはじめ、球場内の取材会場、VIPルームなどを案内してくれる。

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メジャーの球場の何箇所かでは、こうしたツアーを行なっている。
説明は英語なので、細かいことはあまり良く分からないが、
参加する価値は十分といえる。最近、日本の新しい球場でも実施しているところがある。

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ツアーが終わり、少し散歩したあと、ホテルで一眠り。
さすがに眠いので、ナイターに備えて2時間ほど寝ておこうというわけ。

そして夕方、再びセーフコへ。

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ツアーのときは無人で閑散としていた球場、
やはり、観客が入ってこその球場だ。雰囲気が全然違う。

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球場の案内係と、パンフレット販売の娘さん。
にやけて映っておりますが、気立ての良さそうなお姉ちゃんだったので、つい…。

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入場時こそ荷物検査などはあるが、
入場してからは、日本の球場よりもルールはゆるい。
試合前は、フィールドのそばに行って練習などを見られる。

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「ICHI!」「ICHIRO!!」と、地元っ子がはしゃいでいる。
フィギンスやホセ・ロペス、グティエレス、グリフィーなどの錚々たる
メジャーリーガーが居るなかで、子どもたちが(いや大人も!)名前を呼ぶのは、日本人のイチローなのだ。
彼はすっかり、シアトルの英雄だ。

これは贔屓でもなんでもなく、事実はまぎれもないわけで、非常に嬉しいし、誇らしく思える。
なんと、オリックス時代の51番のユニホームを来ている金髪ギャルまで発見。
どこで手に入れたのだろう?まったく恐れ入った。

しかし、サインをもらえる機会はそう多くない。
もう少し早めに行けば違ったのかもしれないが、
3日間とも時間にあまり余裕がなく、開門と同時にダッシュとはいかなかった。
結局もらえたのは、このタイガースのフィル・コーク投手だけ…(笑)。

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前回もそうだったが、練習時間のタイミングもあって、
ホームより、ビジターチームの選手のほうが
サインに応じてくれることが多いような気がする。

マリナーズの選手も1~2人サインしていたが、大勢の人が並ぶし、
やはり子どもが優先されたりするので、寸前で終わってしまったりして…。
友人・ずとから大量の「サイン欲しいリスト」を渡されたが、そんなわけで戦果はゼロだ。すまん(笑)。

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昨年までヤンキースに所属していたコーク。その太い指には、
ワールドシリーズ制覇のリングが燦然と輝いていた。
サインをもらうと、やはり応援したくなる。

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16日は、ジャッキー・ロビンソンの功績を称える日ということで、
プレイヤー全員が背番号42をつけてプレー。

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それから、先着3万人に、ケン・グリフィーjrのボブルヘッド人形がプレゼントされた。
帰ってから、2年前にもらったイチロー人形と並べて飾る。
翌日の試合でも、マリナーズ・オリジナルコインがもらえた。
こんなサービスは、日本ではあまりない。ショップにも売っていないし、嬉しい記念品だ。

この3日間は、デトロイト・タイガースとの3連戦。
初日は、内野の近め、やや3塁寄り。50~60ドルの席をやや奮発した。
2日目は1塁側のやや外野寄り、3日目はレフト側の外野席といろいろな角度から楽しんだ。

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イチロー。
この凄い男と、空間を共有できるだけでも
感無量というかそんな感じになる。

いつも春先はあんまり打たないので、期待しないで観ていたら、
16日は打線爆発の契機となるヒット、タイムリーを含むマルチ安打。 翌日は3安打。

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大量点に、地元ファン大興奮。
日本ではあまり見られなくなったウエーブが、何度も起きていた。

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とくに3日目は、割と空いていたせいもあって色々な席に移動しつつ観戦。
試合終盤は、内野の空いている適当な席に座って観ていた。

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ブルペンは、レフト側の外野スタンド下にある。
降りていくと、金網越しに間近で投球練習が見られる。

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スタンドの一角には、こうした噴水とか、子どもの遊び場が設けられていて遊び心がある。

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試合を観ながら飲み食いできるリッチな雰囲気のレストランとか、
大人向けのバーも。試合より、酒を飲みに来ているようなグループも居た(笑)。

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もう、メジャーの球場に来ると、
日本の球場が画一的で、物足らなく思えてきてしまう。
もちろん、日本の球場にも良いところはあるけれども。

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雨の多いシアトルにふさわしく、この球場は開閉式。
1~2日目の試合時は天気が悪かったので、
屋根が閉まっていたが、初日のツアーと3日目のデーゲーム時は開放していた。

引き続き、球場で食したウマーな食い物のことでも
書こうと思ったが、長くなってしまったので、また明日にでも。
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残念だが、吉野家。もう行かないことにしよう [日記・雑感]

キン肉マンの好物が、実は吉野家ではなく
「なか卯」の牛丼をモデルにしていたことは知っていたが、
吉野家が、そんな恩知らずなことをしていたのは知らなかった。

『キン肉マン』と牛丼のオイシくない関係 作者が明かす吉野家との関係
http://www.cyzo.com/2010/04/post_4308.html

昔から吉野家のファンだっただけに残念。
これを機に、吉野家には行かないことにしたいと思う。
いや、まあそれだけが理由だけではないので、少し長くなるが牛丼を語ろう。

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私が、外食で初めて牛丼を食したのは、
中学時代に友人と入った吉野家だった。

当時、確か並が370円だったが、今よりもずっと旨かった。
あの頃は横浜スタジアムでも牛丼弁当が売られており、スタンドでも食った。

平成になり、消費税が乗っかって381円になってからも、
便乗値上げで400円になってからも、かなりの頻度で通った。
築地市場にある1号店にも、当時会社が近かったので
わざわざ朝早く、食いに行ったぐらいだ。

朝に入れば朝から牛丼を食った。朝定食などは注文しない。
20代の頃は、飲んだ後にラーメンではなく
牛丼を食うのが常だったし、またよく弁当で持ち帰った。

味覚が悪かったせいもあるかもしれないが、
当時、あんなに安くて早くて旨いものは、
他に知らなかったほどである。

近くに「すき家」や「松屋」があまりなかったのもあるし、
それらの店と比べても、慣れ親しんだ吉野家の味が一番の好みだった。

しかし、いつの頃からか味が落ちた。
確か21世紀初頭頃に、外食大手が低価格競争を始めたことで、
それに追随して280円に値下げしたことが大きかったように思う。
このときは、米の質が落ちたような気がした。

決定的だったのが、あの2004年の牛肉のBSE問題以降だ。
2年ほど牛丼の販売が中止されて、
復活したのが2006~2007年ごろだったか。

それからが、明らかに不味くなった。
おそらく肉質が大きく変わってしまったのだろう。
今もたまに、間違って味が戻ってはいまいかと思って食いに行くが、
学生の頃夢中になった、あの味とはかけ離れている。

店員の質も全体的に落ちた。
今は外国人やパートの店員が目立つのはいいとしても、
昔のような、客を歓迎しようという姿勢や元気な声がない。
余計に行く気がしなくなる。

そこへ、今回のニュースである。
キン肉マンを読み、牛丼を食って育った自分にとって、
ゆでたまご氏の嘆きは、至極もっともなことに思える。

吉野家は、ゆで氏に感謝こそすれ、
笑い者にして良かろうはずがない。
(分からない人は ゆでたまご 吉野家 で検索を)

昔、倒産しそうになったのを、救われたのはあの漫画のおかげ。
それはもう昔の話かもしれないが、リスペクトがなさすぎる。

大体、今の吉野家からは味への信念というものが伝わってこない。
昨日から女性層を意識した「軽盛」とか、「特大盛」なんてものが
メニューに加わったらしいが、まったく興味がわかない。

そんなことよりも、味を昔のものに戻し、
店員教育をしっかりしろよといいたい。
昔の味に戻るなら、500~600円でも食いに行く。

ということで今後「吉野家」には行かないことに決めた。
味が元に戻る日までは。
牛丼は、すき家か松屋で食うことにしよう。
「なか卯」の牛丼は何故かシイタケが入っているからダメだ。

そういえば、中島みゆきのこの曲に
吉野家が登場するのをご存知だろうか。
「夜明け間際の吉野家では…」で始まる、けだるい感じのする良い曲だ。

http://www.youtube.com/watch?v=nCEBzy_bUao

この曲が歌われた当時は、まだ普通に旨かった頃と思う。
 

葉桜の時節に、ブルース・リーを偲ぶ [ブルース・リー]

http://www.brucelee-70th.com/
六本木ヒルズで開催の「奇蹟のブルース・リー展」に行ってきた。
ご存知の方も多いと思うが、私はwebで
ブルース・リーのページも運営しているぐらいのファンである。

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4月1日からやっていたイベントで、当初は昨日が最終日だったが、
好評とのことで、今日まで会期が延びたようだ。気付くの遅すぎ…ファン失格?(笑)

仕事が忙しかったので、すっかり忘れてしまっていたのだが、
なんとか最終日に思い出して行くことができて良かった。

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六本木駅からヒルズへ向かう途中、毛利庭園を通ってみた。
東京では、先週は満開を誇っていた桜も、
もうかなり散ってしまっており、いわゆる葉桜になりかけている。
少し寂しいが、桜の花びらが舞う古風な庭園は、なかなかに趣があった。

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テレビ朝日社屋の一角にある、会場umuに到着。
内部は撮影禁止なので、まぁこんな写真ぐらいしか。

展示物は、なかなかの見ごたえだった。
ブルース・リーの家族との写真や、遺品がメイン。

とりわけ感動したのは、「燃えよドラゴン」の前半部分で
実際に着用していたグレーのスーツとか、撮影用の稽古着とか、名刺、愛用の革靴など。
ワイシャツの脇には、汗の痕がついているなど、まさに本物が見られた。
ほとんどが中村頼永氏(ブルースの武術・ジークンドーの継承者の一人)の所有物だった。

急死した当日に着ていた、黒いジャケットとズボンも…。
それを着て映っている在りし日の姿と見比べ、想いを馳せてしまう。
会場は狭くて、30分もあれば済んでしまう程度だったが、
他の展示物も含め、心行くまで目に焼き付けてきた。

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出口付近のみ撮影可だったので(ポラロイド代込みで100円払ったが)、記念に一枚。
今年はブルースが生きていれば70歳ということで、それを記念して、
このポラロイド集は後日、リンダ夫人や娘のシャノン・リーら遺族に贈られるとのこと。
会期中、そのリンダ母娘が来場してのトークショーもあったが、行けずに残念だった…。

お土産に写真集やデジタルフレームを販売していたが、とても高価なので買わずに出る。
もう少し、気軽に購入できるものが欲しかった。

出入口付近に、ホットドッグのワゴンが出店していた。
ホットドッグなら、もうじきアメリカに行くので嫌と言うほど食えるのに、
「ブルース・リーが好きだったルート・ビア、セブンアップ 各250円」の貼り紙に釣られ、
つい、プレーンドッグとセブンアップを購入。

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ソーセージがパリッとしていて、サイズもでかく、なかなかの美味だった。
RIZUという店で、西武ドームなどにも出店しているらしい。

セブンアップは私には甘すぎるが、ずいぶん久々に飲んだこともあって、懐かしい味がした。
そういえばブルース・リーは、死んだ日の夕方にも、これを飲んでいたんだっけな…。
なんだか、しんみりしてしまった。

皇居・江戸城で桜を満喫。 [城・史跡]

江戸城(皇居東御苑)を、花見がてら散策。
桜田門から出発し、二重橋・坂下門・大手門・本丸から
北の丸へ抜け、日本武道館・靖国神社へいたるコースをたどってみた。

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満開の花のすき間から、お堀を望む。
あいにくの曇り空で、空が灰色なのが残念なれど、
日ごろは見なれたような風景も、この時期は格別な彩り。

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富士見櫓のそばにも、少し遅咲きの、
緑の混じったような桜が色を添え、独特の趣に。

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日本武道館から靖国神社方面へと抜ける、田安門のあたりは、
まさに桜のトンネルのようで、沢山の花見客が詰めかけていた。
雨がパラついてきたが、散策が終わるまではなんとか持ちこたえてくれて、ひと安心。

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靖国神社では、先週から桜まつりが開催中。
先週はまだまだ五分咲きにも満たなかったが、もう見頃。

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屋台の店に設えてもらった席に腰を下ろし、熱燗や煮込み、おでんで一服。
陽がさすことも一切なく、思ったよりも気温が上がらず、
真冬のような気候だったから、熱燗が身体に沁みる…。

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先週は新潟名物のイタリアンが出店していたようだが、
もう畳んでしまったので、普通の焼きそばで我慢(笑)。
それでも素朴なこの味わいが、凍えそうなほどの寒さを和らげてくれた。

日本の建築美・自然美、そして酒の旨さを満喫できた日であった。

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