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夕闇せまる小田原城。 [城・史跡]

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箱根からの帰途、丁度通り道にあるので、小田原城へ寄ってみた。
天守の下に着く頃には、陽も暮れかけてきたので、
そのまま数十分ほど待つ。やがて観光客の人影もなくなって、
ライトアップが始まり、なかなか風情のある写真を撮ることができた。

以前は、この天守ぐらいしか見るべきものはなかった小田原城だが、
最近は銅門や馬出門が復元されるなど、
ようやく史跡としてそれなりの魅力が備わってきた。

この天守とて昭和30年代に観光用に復興されたもので、往時の姿ではない。
しかし、こうして見ていると腐っても鯛というか、城郭はやはり美しい。
気温も益々下がって行くなか、しばしの間立ち尽くして見守った。

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小田原城といえば、名物のインド象がいることで有名だったが、
昨年秋に死んでしまったそうで、住まいは空き家になっていた。

来るたびに、こんなに狭い場所で飼われて哀れに思っていたが、
ようやく解放されたのだな…。いいのか悪いのか分からないが。
同じく狭い檻に押し込められている猿たちも、
もう少し広いところで飼うか、いっそ解放してやって欲しいものだ。

小田原城と在りし日の象の姿
http://kakutei.cside.com/photo/odawar.htm

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箱根の黒たまごと、塔ノ沢の老舗宿 [温泉・名湯]

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箱根へ行ってきた。
ロープウェイで、早雲山から大涌谷へ登る。

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大涌谷を訪れたのは、7~8年ぶりぐらいか。
標高約千m。立ち込める噴煙は、ここが活火山であることを示している。

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さて、大涌谷といえば玉子茶屋の「黒たまご」。
中身は普通のゆで玉子なのだが、
なんとなく温泉の成分が染みているようで妙に旨い。

子どもの頃これが大好物で、親に何度か連れてきてもらったときは
一袋(5個入)全部食べてしまったこともあった。
今は…2個で止めておいたが。

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幸い、
天気が大層よく、富士山もよく見えた。


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泊まった宿は、塔ノ沢温泉の「環翠楼」。
歴史好きの中には、ピンと来た人もいるだろうか?

そう、明治の初期に皇女・和宮(静寛院宮)が
療養に訪れて身まかった宿で、後に篤姫こと天障院が通りかかって涙を流したとか
伊藤博文や島崎藤村らも泊まった老舗旅館だ。
前々から来たいと思っていたがようやく実現した。

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創業は江戸初期、現建物は大正の頃のもの。
昨今のレトロブームで、和風モダン風の入浴施設なども増えているが、
この旅館は正真正銘の古さ。作られたものではなく、
積み重ねてきた歴史の醸し出す、独特の風格がある。
鏡張りの洗面所、その向こうには「御入浴場」の扉が。

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風呂はタイル張りの岩の内風呂に加え、
離れの方に、割と新しい露天風呂もある。
川のせせらぎを聞いての入浴は、まさに心が洗われる思いだ。
ただ折角の源泉かけ流しなのだから、ジャグジーは不要かなと思う。

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館内は、歴史博物館のような趣。
昔のままに残る大広間や、和宮が使用した食器類、
勝海舟や伊藤博文の筆による額、古い電話機などが、そこかしこに。
一泊では物足りないので、今度は二泊ぐらいしたい。
http://www.kansuiro.co.jp/

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寒風の奈良公園と信貴山。 [城・史跡]

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何年かぶりに、奈良に行ってきた。
仕事の合間に、奈良公園を散策。東大寺大仏殿のデカさに圧倒される。
長いこと生では見ていなかったのだが、こんなにデカかったっけ…。

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鷺池の浮見堂。
この時期は、奈良も一番観光客が少なく、私の記憶にある
賑わいのイメージからは程遠かったが、
その分、じっくり散策が楽しめる。まさに、心が洗われる風景だ。

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藤原氏ゆかりの興福寺。国宝の阿修羅像で有名な寺だ。
室町時代、あまりにこれら寺社の勢力が強くて、
将軍家も大和には守護を置くことができなかったという。

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奈良公園といえば、鹿。
ペットでも放し飼いでもない。彼らは野生である。
人間を恐れる様子もなく、トコトコ歩いてくる。

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煎餅売りのおばちゃんから、鹿せんべいを買ってみた。
いっぺんに出しているとたちまち襲われるので、
ポケットに忍ばせ、1枚ずつ取り出して歩く。
心得たもので、鹿たちは売られているせんべいを食べるような真似はしないのだ。

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むしゃむしゃ、モグモグ…。


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自分も小腹がすいたので、茶店の座敷でわらび餅や団子を食した。
食したのは、東福寺のそばにある「柳茶屋」。
わらび餅を、冬の間は温かいまま出してくれる。体も温まり、実に旨かった。

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その興福寺の敷地に、ひっそりと残る大湯屋。
かつては坊さんたちや巡礼者が入浴したらしい。

内部には鉄製の大きな風呂釜があるようだが、非公開。
遠くから外観が見られるのみだ。
一度でいいから中見てみたい…というより、風呂入ってみたい(笑)。

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奈良公園を離れて、信貴山(しぎさん)にも行ってみた。
ここにある朝護孫子寺は、毘沙門天を本尊とする。

毘沙門天は寅年に関係が深く、12年に一度の寅年には、
勝縁の年として盛大な法会があるという。
本堂に詣で、運の良いことに本尊と、
12年に一度の開帳がなされていた奥秘仏を拝むことができた。

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実はここ、戦国時代には松永久秀が籠って、
信長の欲しがった茶釜とともに爆死した、あの信貴山城の跡でもある。
20分ほど山を登ると、本丸跡を示す碑が建っていた。

また、ここの宝物館には色々と貴重なものが展示されていたが、
武田信玄が「黄金五枚を送るから当家の武運長久を祈念してほしい」と
したためた書状も、ひっそりあった。

毘沙門天といえば、ライバルの上杉謙信が信仰していたことで有名だが、
信玄も毘沙門天をかなり信仰していた。
その証拠がこんな所にもあり、なかなか興味深く思えた。
こういうのは、現地に行ってみないと分からないものだ。

正月ムードもどこへやら…。 [日記・雑感]

すっかり年が明けました。

元日は、初詣にでも行こうと外へ出てみたが、
近所にある川崎大師とか総持寺なんかは、
物凄い人込みに辟易とするのが目に見えているので、後日に後回し。
それで、あまり有名ではない近場の小さな神社へ、静かに参拝。

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続けて、これまた近所の小さな寺へ。
参拝客もほとんどいなくて静かだったので、
普段は入らない本堂に入り、焼香。煙がすうっと立ち昇る。
混雑のなか気ぜわしく詣でるより、このほうが本当に参拝した気持ちになれる。

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裏の墓地を見てみると、こんな古い汲み取り式の井戸があった。
水に触ってみると、冷たくて気持ちが良かった。

年明けまもない間は、通り過ぎる人の顔を見ると、
誰も彼もどこか嬉しそうで、微笑を浮かべているような気がした。

しかし、そんな雰囲気もせいぜい三が日まで。
今日なんかは、もう朝の駅前も、
せっかちに歩く通勤客の姿でごったがえしていた。

今日から仕事初めの会社も結構あるのだろう、
正月ムードもどこへやら。
町はもう何事もなかったように、忙しく駆り立てられるような毎日へと戻ってしまう。

1年が、ずっと元旦のように落ち着きムードであればいいなあ、と
夢みたいなことを考えてしまった今日このごろ。

遅ればせながら、皆さん今年もよろしくお願いします。

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