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夜霧よ今夜もありがとう~横浜駅前で飲み会。 [グルメ・呑み喰い処]

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仕事仲間3人と横浜駅で呑むことになり、待ち合わせる。
鶴見区に引っ越す前は、自宅の最寄駅だったし、
昔から慣れ親しんでいる場所だが、呑みに来たのは久々だ。
たまに写真に撮ってみれば、なかなかどうして趣きある風景よ。

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この日は私の昔なじみの店に案内すべく、西口モアーズ裏の「加登屋茶屋」へ。
大衆的な居酒屋ながら、飛騨高山の古民家の廃材を
移築したという内装には、なかなかの風情がある。

ビルの4Fに入ってしまっているのは興ざめなれど、
掘りごたつ席でくつろげて居心地がいい。
メニューは刺身から揚げ物までいろいろあるが、中でも「たこ焼き」が面白い。

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完成したものが出てくるのではなく、固形燃料入りの七輪で、
ちゃんと焼きながら食べられるようになっている。
もし関西人がいれば、黙っておれぬシチュエーションであろう(笑)。
関西人ではないが、焼いてひっくり返す姿がとてもサマになっている友人。


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2軒目は、鶴屋町方面への橋を渡ったところにある「あんだんて」。
ピアノの生演奏という演出が粋な、洋風モダン居酒屋だ。

洋風ながら、お通しは大根とイカの煮物。このアンバランスがいい。
生演奏が、ちょうど終わりの1曲を迎えていてすぐ終わってしまい
やや残念だったが、引き続き終電まで盛り上がる。
〆は、ガーリックトーストと赤ワイン。

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今日集まった3人とは、同業者というより良き友人同士也。
それでも皆の近況を聞くと、色々と刺激を受けるし、
自分ももっともっとがんばらねば、と励まされる思いがする。

そのうちの一人、城戸久枝さんは、
いまNHKで毎週土曜夜に放映中のドラマ「遥かなる絆」の原作、
「あの戦争から遠く離れて~」の著者。
昨年、大宅賞などを受賞した本なので、ご存知の人も多いと思う。

久枝さんは上京されてきて5~6年になるが、
度々、飲み会などで顔を合わせており、頑張っている姿を見てきたので
本当におめでとうと言ってあげたい。何度も言ったけど(笑)。

しばし、ドラマの話で盛り上がる。
このドラマも、中国残留孤児として生きた父親を、娘の立場から描く原作を
忠実に再現し、なかなか見応えあるものに仕上がっている。

ドラマでは、ご本人の役を鈴木杏という女優が演じているが、
両者は、なかなか雰囲気が似ている。
あれは杏さんの演技力の賜物か、単に似ているだけなのか
分からないが、他の登場人物も含めて非常に良いキャスティングだと思う。

私らがしきりに「似ている」と言うもんだから、
本人は恐縮していたが、仲間ユキエとか宮崎アオイじゃなくて良かった、じゃん(笑)?

原作に登場しないイケメン男が出てきたり
「アレ、恋愛?」と思わされる部分もあるが(笑)、
まちがいなく、同じNHKの大河ドラマ「天地人」よりも
観て心に残るモノは多いと思うので、必見されたい。

ハマの夜には夜霧が似合う。

僕等はいつも そっと言うのさ
夜霧よ 今夜もありがとう(by 石原裕次郎)

霧なんか出てたっけ…という突っ込みは、なし(笑)。


(後日追加したリンクです)
あの戦争から遠く離れて―私につながる歴史をたどる旅

遥かなる絆 DVD-BOX

ちょっと消化不良…レッドクリフ part2 [三国志・中国史]

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「レッドクリフ part2」を観にいってきた。
場所も前回と同じ、有楽町の日劇。
さすがに公開2週目の土曜、切符売り場にはかなりの人が並んでいた。

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時間よりもだいぶ早く着いたので、
昼飯を喰いがてら、ビアホール「ニュートーキョー」でハーフ&ハーフを一杯。

試写会でも一度観ており、その時は結構楽しんで観られたのだが、
2度目の鑑賞ということで、改めて思った感想を書いておこう。


(以下、超絶ネタバレ含みます)



前作を観終えてから期待感もあってワクワクされられたが、今作は正直微妙。
ジョン・ウーの三国志観にはちょっと共感できないなあと、
今作を観てハッキリ感じてしまった。残念である。

前作では主要人物ひとりひとりの見せ場やエピソードが、
丁寧に描かれていた印象を受けたのだが、
今作はその必要もないためか、全体的に展開が速い。

その代わり、孔明の10万本の矢、周瑜が蒋幹を騙すエピソードなど
「お決まりの名場面」は結構じっくり描かれていて安心する。

ただ、あそこまでやったのなら「苦肉の策」も描いてほしかった。
黄蓋の意見が、周瑜に一言で退けられる場面はただ虚しいというか…。
あれなら黄蓋を出す必要もないではないか。

映画だから原作・三国志の忠実な描写は元より期待していないし、
色々なアレンジがあっていいとは思うが、
それにしても、今作は1本の映画としてアラを感じる部分が多いのだ。

たとえば孫尚香が男装して敵陣に潜伏するのはさすがに無理があるし、
どう考えてもバレバレだと思う以前に、曹操陣営の防備の緩さが気にかかる。
後半、小喬も簡単に渡航できていたし…。普通渡り切る前に捕まると思うのだが。

曹操以下、魏軍はどれだけ無能なのだろうか、と。
相変わらず曹洪と夏侯シュンぐらいしか
判別がつかなかった将軍たちの扱いもひどい。

火攻めが成功してからがまた問題。船が燃えさかるシーンは確かに圧巻だが
片方が敗色濃厚となった時点で、撤退戦となるのが戦争の常識のはず。

だが、その「戦争のプロ」のはずの曹操は逃げる素振りもない…。
小喬も茶ごときで釣るという生ぬるい描写ではなくて、
寝台で裸になって誘惑するぐらいの覚悟も欲しいところだ(笑)。
今作は曹操の凄みがほとんど伝わってこず、単に色ボケだったのも不満。

今回は、兵卒にもスポットが当てられたようだが、
命を惜しまれるのは尚香と仲良くなった蹴鞠隊長のみ。

「自分が原因で命を落とした」といいたかったのだろうが、
他の兵は捨て駒以下の存在にしか見えず、尚香の涙にも説得力がない。

戦闘にリアリティがないのも困った。
主要人物たちは誰も死なないのが分かっているから、
死線をさまよう危うさもないし、緊迫感が伝わらない。

確かに赤壁で誰かが死んだら歴史が変わってしまうのは分かるが…
そのあたりも本作最大の限界といえるだろう。
唯一の例外は甘興だが、あれでは、まるで死ぬために作られたようなキャラだ。

問題のラストシーン。
やはり、腰が砕けてしまう。

全軍結束し、命を懸けて幾多の敵兵を切り刻んできたはずの武将らが
最大の敵を目の前にして、剣を突きつけ合ったままピタリと静止。

ああいう中途半端な描写が、もどかしくて仕方が無い。
「勝者はいない」との周瑜のセリフも何なのかよく分からない。
連合軍は本陣まで攻め込んで勝ったのではないか?
そのために、今まで多くの犠牲を払って戦ってきたのではないのか?

あれなら、曹操が小喬を小脇に抱えて逃げるとか、それを追いかける連合軍とか、
許チョや楽進が立ちはだかって関羽・張飛と一騎討ち…いっそ、
折角キャストが揃うのだから、それぐらいやっても良かったと思う。

決して、つまらなくはないのだ。面白いには面白い。
映像は迫力があるし、三国志人気の拡大に一役買っているのは認める。

だが、パート2は見終わった後に心に響くものがほとんどなかった。
三国志という最高の素材を莫大な制作費をかけて料理して
完成したものがこれではなんとも悲しい。
前・後編にせず、1本にまとめたほうが完成度が高まったのではないだろうか。

どうしても比較してしまうが、先の日記で絶賛したアンディ・ラウ主演の「三国志」。
あれを観た後だけに、「レッドクリフ2」の中身の無さがより強く感じられてしまったのである。

ただ、三国志を知らない大多数の人も含めて、
世間的には「レッドクリフ」のほうが喜ばれるのかもしれないし、
実際に全国で多くの人が足を運んでいるのは事実だ。

まあ、その宣伝方法も実はあまり好きじゃなかったりするが(笑)。
愛とか勇気とか信頼とか…言葉に出すと実に安直に思えるし、
そんなものは観る側が感じ取ればいいだけの話。

それに、「未来への最終決戦」という
副題も安っぽくて三国志のイメージに合わない。
「衝撃のラスト」なんてコピーも使わないほうがいい。


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映画鑑賞の後は、居酒屋で酒宴。
モンテローザ系列の店で、
期間限定・映画とタイアップの「赤壁メニュー」を余さず堪能した。


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「天才軍串・諸葛ホイコーロー」。
言うまでもなく、天才軍師・諸葛亮をもじったもので
串焼きの先端部は、孔明のかぶり物を思わせるピーマンがついている。
肉の部分は、孔明が焼き殺した蛮族の肉(笑)?

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続いては激辛の極太うどん「赤壁うどん大炎上」。
赤壁メニューは、いずれも辛口なのだが、本品は最高の5点が付けられている。
しかし、覚悟して食べてみると、それほど辛くなかった。

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むしろ、辛かったのがコレ、「SEKIHEKIジャンバラヤ」。
上にかかっているソースが、下のライスと混ざり合って
後を引くような辛さが口中を刺激する。

結果、酒も食べ物も進んで色々と追加してしまうことになる。
それなのに、辛さ評価は1点。
ここで三国志ファンならつぶやかねばならない。

「これは孔明の罠?」と…(笑)。

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これまでは「こじつけ」的なメニューばかりだったが、
唯一、オッ?と思ったのがこの「結束の団子」。
実は今回の映画の中に、出陣前の孫権軍が団子を食べて
結束を固めるシーンがあるのだが、それを再現したメニューだ。

もちろん原作・三国志にはこんな描写はないが、
中国では、冬至に一家団欒で団子を食べる風習があるらしい。
黒ゴマアイスの周りには三色(魏・呉・蜀?)の白玉だんご。
モンテローザの社員、なかなか良いセンスをしておるではないか。

ともあれ、こんな宴も含め、映画の悪いところも良いところも
大勢で意見交換したり、好き勝手に駄弁ることができて、楽しき1日であった。
この映画が、三国志ファンを増やし、その輪をさらに広げる
きっかけになったことに対しては、素直に評価したいし、感謝したい。

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