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三国志フェス2010 出展参加レポート [三国志・中国史]

東京の蒲田で行われた、三国志フェスティバルに出展参加させていただいた。
朝9時ごろ、会場「大田区産業プラザPIO」2階に行くと、
すでに多くのボランティアスタッフが集まっており、会場の設営に大忙しの様子。

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お客さんが入る前の会場と受付。
「おおっ」と思ったのは、みんなが黄巾党よろしく、
黄色い布を身につけているところ(笑)。さすが。

私も入って行き、少し手伝おうかと思ったのだが、
人間、こういうときに手際が良く重宝がられる人と、
逆に居るだけ邪魔者になる奴の2種類が存在する。

私は当然後者なので(笑)、ひとまず30分ほど表で待機し、
物販・展示者の入場定刻の9時半になったころ、改めて中へ。

主催者側が用意してくれた展示パネルに、
いそいそと布をかぶせ、その上に展示物である写真や解説用紙を貼っていく。
さらに、今回の展示の目玉である「関羽の墓」や、飾りを設置。

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実はオープンの10時半には間に合わず、開会式の始まる
11時を過ぎた頃、ようやく「蒲田・関帝廟」が完成(笑)。
最初の頃に来たお客さんには、すっかりバタバタした様子を見せてしまった。


P1060103.JPG

この関羽墓は発泡スチロール製。
1982~1984年に放映された「NHK人形劇三国志」にて、実際に使用されたもの。
撮影が終了して処分されそうになっていたのを、
訳あって引き取り、以来我が家で保管させていただいている。

おそらく、今まで表には出なかったものだし、
このような場で日の目を見るのは、今回が初めてだったと思う。
線香台を置き、周りを「関帝廟」らしく飾って、参加者にお参りしてもらうようにした。

周囲の壁面には、これまでに私が訪れて撮影した、
日本各地および、香港の関帝廟(関羽が祀られている廟)写真を展示する。

内容としては、当サイトの「全国関帝廟ガイド」を3次元化したような格好だ。
生で大きな写真として観てもらうのは、以前からやりたかったことなので
晴れて今回、それが実現して嬉しい。

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会場のほうは10時半の開場から、17時半の閉会式まで
三国志ファンがひっきりなしに訪れ、大いに盛り上がっていた。

コミケには行ったことがないが、規模は違えど大体こんな雰囲気なのだろうか。
公式ブースでは「三国志饅頭」や、出演者たちの著書などを販売。
三国志らしいコスプレをしている人も数人いた。
しかし、女子が男子の扮装をして付け髭というのは何度見ても「うーん」と首を捻ってしまう。

100821 (3).JPG

会場奥に設置されたイベントステージでは、
「総合三国志同盟」の坂本和丸さんによるクイズ大会、
三国志好き芸人のおくまんさん、「三国志男」著者のさくら剛さん、
歴史アイドル小日向えりさんのトークショーなどが行われていた。


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昼休み後には、名医・華佗が考案したと伝えられる「五禽戯」を
ビデオ映像に習って参加者全員で体感するというエクササイズも。

各種物販コーナーにも、多数の人だかりができており、
合間を見つけ、私もいろいろと回ってみた。

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切り絵作家『伏竜舎』さんのブースでは、三国志をはじめとした歴史モノの「切り絵」を販売。
あまりに見事なので私も関羽と、孫策vs太史慈一騎討ちの絵葉書を購入させていただく。

写真右の、早稲田大学三国志研究会のブースでは、
手作りの弩や弓による射的や、三国志人物占いをやっていた。

私も挑戦したところ、射的は3回のうち1回命中で景品「うまい棒」をGET(笑)。
ちなみに人物占いでは、私は「孫策」という結果が出た。
彼ら研究員とは去年、「おべんきょう会」で一緒に講師を務めさせてもらった仲だ。


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「うまい棒」がらみでは、駄菓子屋三国志という店が出ていて、
よく見かける駄菓子に無理やり「曹操うまい棒」「張飛カツ」「馬超あんず」という
名前をつけて販売していた。面白かったので、思わず100円分を購入(笑)。

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本場の三国志グッズを販売していた、草林舎のブースでは
関羽の鎧や弓が置かれていて、それを試着している人が。
誰かと思えば、友人のマコちゃんだった(笑)。

左に居るのは、取材に来ていたフランスのメディアの女性カメラマン。
一体、「日本で行われる中国の歴史イベント」がどのような形で
報道されるのか、個人的にはすごく興味がある。

私は出展者だったので、講演は聴くことができなかったし、
すべてのブースを十分に回ることもできなかったが、雰囲気は満喫できた。

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おかげさまで、わが「蒲田・関帝廟」ブースにも、それなりの人だかりが。
4Fの別会場で行われていた講演や、トークショーの時間は
閑散としていたものの、危惧していた「秋風五丈原」の状況にはならず、胸をなでおろす。

メインの関羽墓を食い入るように眺めたり、拝んだりしてくれた以外にも、
写真のほうも「関帝廟って、横浜と神戸以外にもこんなにあるんですね」と
結構、興味をもって見入ってくれる人もいて嬉しい限りだった。

ただ1~2人、墓を鷲づかみにするように複数回触る人がおり、困った。
子供を連れたいい大人の夫婦が、そういうことをするのは理解に苦しむ。
注意をしても「人」には関心がないのか、こちらの声には反応もせず。
その手の客をどのように扱えばいいか、今後の課題かもしれない。

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写真左は、今回も好評を博していた三国志Tシャツの「赤兎馬」スタッフ、理香さんと。
今回私は、青龍偃月刀Tシャツを着て参加させていただいた。
右はイベントの主催者NPO三国志フォーラム代表で、
このイベントの発案者でもあるUSHISUKEさん(右)。

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女流歴史プロデューサーの早川知佐さんと、著書も大人気だったさくら剛さん、
関羽の面をつけ、ミ二青龍刀を持った人(マノさん)など、
たくさんの友人・知人も観にきてくれた。

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ちなみに、ブースでは関帝廟の人気投票も
やってみたのだが、結果はご覧のようになった。
知名度が大きく影響したようで、やっぱり横浜が一番人気。

大阪の清寿院や、函館中華会館などがもう少し票を集めて欲しかったのだが、
長崎の興福寺、崇福寺がかなり健闘したのは良かったと思う。

午後5時すぎ、盛況のうちにイベントも終了。

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出展・出演・運営者たちによる打ち上げは、会場近くの中華料理屋「来富市場」。
お互いに労をねぎらい、楽しく歓談してお開きとなった。

現在多くの分野で活躍中の小日向えりさんは、久々に三国志イベントに出演されたとのことで、
今後も活動の原点として、三国志を大切にしたいと話していた。

有料入場者数は約300名とのことだった。運営や出演者を入れて400名近く。
体感ではもう少し多かったような気もしたが、
主にWeb上の告知だけで、これだけの人を集めたのは大したものだ。

まだ正直、洗練されてはいないがその分、手作り感と温かみのあるイベントだった。
改めて主催者、ボランティアスタッフに拍手を送りたい。
来年も開催されるとのことで、楽しみにしつつ注目していきたいと思う。

私のブースは物販ではなく、単なる展示だったので、
写真の現像、布や飾りなどの小道具などで少々の出費だったが、
かなりの数の人が楽しんでくれたことで、満足している。
何より、大勢のファンと直接交流できたし、
とくに最近の若いファン層の様子も間近に見ることができた。

こういう展示をするのが初めてだったにしては、うまく行ったのではなかろうか。
歴史だけは古い三国志サイト管理人としても、多少ではあるが貢献できて良かった。
イベントに関わったすべての方へ、有難うございました。


※後日、主催者からのお知らせによれば、来場者数はのべ435人で、
出展者やボランティアスタッフなどを加えると500人強の参加者だった模様。
 
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